こんにちは!
朝晩は夏の暑さも少し和らいできましたね。夏風邪を引かないようにご注意下さい!
今回は、港区のオフィスビルにてエアコ分解洗浄を実施させていただきましたのでご紹介いたします。
オフィスビルのテナント様より「エアコンより水漏れがする」という連絡がありました。当初エアコンのドレンポンプの不具合だろうと想定しておりましたが、エラーコードをテナント様に確認していただいたところ、エラーコードの表示がないという状態でした。よくあるドレンポンプの異常よりドレンパン水位異常が出た場合は多くの場合、エラーコードが表示されます。
しかし、今回は表示されておりません。オーナー様と対応を相談していると、以前も同じような症状が発生し、ドレンパンの清掃で直った経緯があったことが判明しました。今回はドレンパン清掃だけではなく、エアコン分解洗浄を実施させていただきました。
まずエアコンを外し、エアコン内部を露出させます。
シロッコファン。ほこりが溜まっています。
ドレンポンプ。汚れているのがわかります。
アルミフィン。汚れています。
ドレンパンやエアコンフェイス、フィルターなど。
これらは取り外しして、洗います。
それ以外の部品を綺麗に洗うために養生をします。
ここで養生しないとモーターや基盤などを濡らしてしまい、故障の原因になります。
薬剤噴霧後、高圧洗浄で洗います。
洗った作業後はこちら。今回は一緒にドレン洗浄も実施させていただきました。
そして、洗浄で出た廃液はこちら。見ての通り真っ黒です。
汚れていないように見えても意外と汚れています。
洗った部品の拭き上げし、もとに戻して終了です。
その後数週間経過していますが、今のところ水漏れがないということなので一安心しています。
エアコン洗浄のメリットとして大きく3つあります。
①冷房効率の改善:汚れていると冷房の効率が下がるため、洗うと冷房効率30%程あがるといわれております。
②清潔な環境:汚れているエアコンでは、カビやほこりなどを送風時に送ってしまいます。洗浄することで汚れた空気を送ることを防ぎます。
③延命:定期的にエアコンを洗うことで、エアコンが汚れることによる負荷が軽減する為、故障のリスクを軽減することができます。
エアコン分解洗浄は梅雨時期~9月中旬ぐらいがピークになります。
ピーク時期になりますと、エアコン分解洗浄の単価が高かったりしますので、
ぜひ秋~冬にかけてのエアコン分解洗浄の閑散期に定期的に実施することをお勧めいたします。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
次回をお楽しみに!